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越後のコロンボ 捜査記録

新潟に住んでいるコロンボファンが刑事コロンボの感想や日常の出来事など幅広く記していくブログ。

刑事コロンボ 「指輪の爪あと」 感想

BS-TBS 刑事コロンボ 感想 更新順

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今回は、BS-TBSで放送された刑事コロンボ「指輪の爪あと」を見た感想を書きたいと思いましてねぇ・・・

 

以前「刑事コロンボ完全捜査ブック」のイラストを担当されている、えのころ工房さんとTwitterでお話させていただいた時にこの「指輪の爪あと」の話題になりましてねぇ・・・この題名の印象から「策謀の結末」と勘違いする方が多いそうです

 

「策謀の結末」には、犯人が指輪でお酒の瓶に印をつけるシーンがありましてねぇ

 

あたし、指輪というとなんとなく「策謀の結末」のほうが印象に残っていたんですが、見直してみるとこの題名ぴったりだなと納得したもんです

 

感想※あくまで個人の意見です

犯行直後~偽装工作までのシーン

あたしこの話最大の特徴だと思っているんですが

犯人が衝動的に殺人をしていまった直後に犯人の焦った顔がアップになり映像が止まって、犯人が偽装工作を行っている様子がメガネのレンズに映し出されるんです!これが面白い演出でしてねぇ・・・印象に残ってます

文章だけで説明しようとすると難しいですな・・・

 

愛車で現場に向かうコロンボ警部白バイに止められる

愛車のプジョーで現場に向かうコロンボ警部ですが、テールランプの故障から白バイ警官に止められてしまうんです。この時に免許証の期限が来週であることが告げられ、最終的には、刑事だとわかった白バイ警官に現場まで先導してもらいます。

このシーン一見滑稽な演出のように見えますが、実はその後にコロンボ警部が手がかかりを得るシーンのきっかけになっているんです

今回の話では、他にもクローゼットを出口のドアと間違えるシーンなど、一見面白いだけのシーンが手がかりを得るきっかになっているように感じて印象に残ってます

 

良い人が犯人にだまされてコロンボ警部の事を信じない

刑事コロンボシリーズを通して何度かこの様な印象を抱いた気がするんですがねぇ・・・今回の話で言えば被害者の夫はとてもいい人なのですが、犯人と以前から面識があり信頼もあったため、最初はコロンボ警部より犯人を信じているように見えます

事件関係者で良い人は犯人と面識があり最初は犯人を信頼しているが、捜査が進むにつれてコロンボ警部に協力してくれるようになる。

これも刑事コロンボシリーズの特徴の一つなのかなという印象を受けました

 

やり手の刑事らしいシーンが多い

この話では、コロンボ警部の面白いシーンと同じくらいやり手の刑事ということを表しているシーンがありましてねぇ・・・上司に信頼されていたり、早い段階で犯人の目星をつけていたり、事件関係者の車で待ち伏せして話を聞いたり、犯行の経緯までほとんどわかっています。また、現場で見つけた遺体の頬の傷を犯人の指輪と利き腕を見た瞬間に結び付けています。

 

オチが綺麗

犯人の車にある細工をし逮捕まで持ち込むんですがねぇ・・・

「運よく車が故障したもんだ、でないと細工できない」という被害者の夫に対して、コロンボ警部は、自分の少年時代の思い出を話すんですが、それがすべての答えになっていてとてもすっきりするんです

ちなみにこのシーンで「あたしゃ、運なんて信じないほうでしてね・・・」と語っていますが、最初に被害者の夫と犯人に会った際には運命論者でなんでも信じると語ってるんです・・・

 

印象に残ったシーン※あくまで個人の意見です

現場でマッチを求めてうろうろ

現場に到着し被害者の情報を聞いている最中に葉巻が吸いたくなったのか、マッチを探して現場を歩きまわってます。自分は持ってなかったのか、持っている人を探し色んな人に声をかけてようやく持っている人に出会います。刑事コロンボシリーズの名物シーンである、現場でのつまみ食いや現場でコーヒーを欲しがるシーンに通じるものを感じ印象に残っています

 

コロンボ警部の手相占い

被害者の夫の家まで捜査状況の報告に訪れたコロンボ警部は、捜査協力者という事で犯人を紹介される場面。このシーンではコロンボ警部が被害者の夫と犯人の手相を見るのですが、もしかしたらコロンボ警部は、手相を見るふりをして指輪を確認していたのかもしれませんな

親指の大きさ=野心という発言は、本当なんでしょうか・・・

 

クローゼットを出口のドアと間違える

このシーンも面白いシーンなのですが、そこにしまってあったゴルフクラブから被害者の趣味を知りゴルフのレッスンクラブを訪ねます。被害者にゴルフを教えていたスタッフとの会話が名セリフの嵐でとても印象に残ってるんです

「同じ嘘をつくならもっと上手にやることだ、下手にごまかそうとするとかえって尻尾を出すぞ。わかるかね?よく餅は餅屋っていうだろう。」

何も教わってないのに見事なゴルフのスイングを見せた後に

「何事でもおんなじだな、どっかに無理があったり緊張があるとうまくいかんよ」

という所が特に印象に残ってます

 

被害者の屋敷から帰る際に被害者の車をじっと見つめる

このシーンではなんの説明もないのですが、後のシーンで車の錆具合から海岸に別荘があると見抜いていた事が説明されます。この様に一つのシーンが別のシーンとつながっているため、とんとん拍子に話が進んでいくような感覚になるんでしょうな

 

犯人の経営する探偵会社を案内される

まずこのシーンでは、射撃訓練のシーンでコロンボ警部が少し嫌そうな顔をしているように見えましてねぇ・・・特に言及はされてないんですが、コロンボ警部は拳銃が苦手という設定が反映されているんですかね?次にコロンボ警部が目星をつけていた犯人像、気が短いを裏付けるシーンがあります。そして、最後に犯人から食事をご馳走になるシーン。刑事コロンボの食事シーンは、どれも美味しそうに見えて腹が減りますなぁ(笑)

このシーンでセリフはないんですが、コロンボ警部がジャケットからはみ出たネクタイを犯人に触られて服装を注意されているように見える場面があって印象に残ってます

 

被害者のコンタクトから犯人の証拠隠滅を誘う

被害者のコンタクトが遺体についてなかったという点から犯行現場に落ちている可能性を示唆する事によって、犯人の証拠隠滅を誘い、現場をおさえ一気に逮捕に持ち込みます

 

あたし、一つ気になってることがあるんですがねぇ・・・

その時に使われたコンタクトって警部の話に出てきた、コロンボ警部の姪のものなんでしょうかね・・・

 

この作品は題名から「策謀の結末」と間違えやすいんですが、偽装工作時のあの演出を印象付けて覚えると間違えないかもしれませんなぁ

 

※写真は、BS-TBSで放送された刑事コロンボ「指輪の爪あと」のワンシーンをカメラで撮影したものです