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越後のコロンボ 捜査記録

新潟に住んでいるコロンボファンが刑事コロンボの感想や日常の出来事など幅広く記していくブログ。

刑事コロンボ 「悪の温室」 感想

BS-TBS 刑事コロンボ 感想 更新順

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今回は、BS-TBSで放送された刑事コロンボ「悪の温室」を見た感想を書いていきたいと思いましてねぇ・・・・

 

刑事コロンボシリーズは、日本語吹き替えの声優さんが豪華というのも特徴の一つなんですがねぇ・・・

 

今回は被害者の日本語吹き替えを担当されているのが初代ルパン三世で有名な山田康雄さんなんです

 

あたしルパン三世が好きでしてねぇ・・・前にルパン三世に登場したコロンボ警部らしきキャラクターについてブログを書かせていただきました(笑)

 

感想※あくまで個人の感想です

いつものシーン・・・じゃない!?

現場検証に現れたコロンボ警部に立ち入り禁止だと注意する警官。コロンボ警部が刑事だと思われないといういつものシーン・・・かと思いきや部下の刑事が素早く止めに入りてきぱきと指示を出していきます。なんだか前にも似たような事を書いたような気がするんですが、いつもと違う展開があるとどうも驚いてしまうんですよねぇ

 

フレデリック・ウィルソン刑事

 コロンボ警部の部下。エリートの「フレディ」ことウィルソン刑事が初登場します。しょっぱなから警官に勘違いから注意されていた警部を助け、てきぱきと指示を出したり、暗視カメラを使うなど最新の捜査手法にも詳しい有能な人物です。コロンボ警部いわく「ハリキリボーイ」だそうで(日本語吹き替え)

この作品では、犯人に権利の説明を聞いてもらえなかったりとどちらかというと滑稽な役回りですが、その性格などから愛すべき憎めない人物です。刑事コロンボ「魔術師の幻想」にも登場していてこの作品では、成長しコロンボ警部の右腕(?)として働く彼の姿を見ることができます

 

誘拐に偽装した事件

狂言の誘拐事件を起こした上で共犯者を亡き者にすることで本物の誘拐事件のように偽装する・・・この作品を見ていて「死者の身代金」を思い出しました。どちらも誘拐事件に偽装したという共通点がありますし、前半に誘拐事件の捜査をするコロンボ警部という構成からそのような印象を受けたのだと思いました。

 

出来すぎた計画

誘拐事件に偽装するための計画。よくできていて一見すると誘拐事件にしか思えませんがねぇ・・・コロンボ警部は、犯人が被害者の妻の性格を知りすぎている、受け渡し場所が目立ちすぎている、犯人のアジトに複数人がいたことが明瞭すぎるというように手がかりがありすぎるという点に着目していました

そんなコロンボ警部と対称的に描かれているのがウィルソン刑事です。ありすぎるほどの手掛かりをそのまま鵜呑みにし犯人の思い通りの結論に辿り着きます。ウィルソン刑事のような実直な人物や普通の刑事だったら引っかかってしまうような事に対して細かい違和感に着目し捜査を進めていくコロンボ警部。コロンボ警部は他の刑事とは違うという印象を受けました

 

印象に残ったシーン※あくまで個人の意見です

坂道で派手に転んでしまう

このシーンが印象的だったのはあたしだけではなかったはず・・・現場である崖の下に向かう際に「近道」として急な下り坂に案内されるコロンボ警部。急斜面だったためどんどん加速してしまい止まれなくなり転げ落ちてしまいます。この作品一番の笑いどころですかね(笑)

BS-TBS「刑事コロンボ」公式Twitterでは、このシーンを‶大アクション″と評していました。うまい言い方するなぁ・・・しかしこのシーン転ぶまでの動きはなかなかのもんですな

 

リッチー主任のコロンボ評価

ウィルソン刑事の話では、リッチー主任はコロンボ警部の事を「伝説的英雄」と言い表していたようです。一度は照れるコロンボ警部ですが、「ほんとかねぇ・・・言われる覚えはないが」という台詞から冗談めかしたニュアンスでの評価だったのでしょうか

またこのシーンで証拠品を入れた封筒をなめて封をするウィルソン刑事も印象的でした

 

誘拐事件の捜査

身代金の受け渡しを離れたところで見守るコロンボ警部。受け渡しが終わった後に現場に残った足跡の石膏を取るように指示を出します。ところがウィルソン刑事によると石膏は固まるときに膨張するため実際より一回り大きくなってしまいあまり使われていないと言われてしまいその代わりに立体写真撮影を提案されます。石膏はもう使われないと言われた後に時代の流れを感じて渋い顔を見せるコロンボ警部がなんとも言えません

それともう一つ・・・犯人が覆面の代わりにストッキングをかぶって顔を隠していたのですが、お笑い芸人さんが罰ゲームでよくやっていたなぁなんて事を思い出しました

 

温室

この事件で重要な役割を担っている温室。犯人は、無類の花好きでありこの温室で様々な花を育てています。コロンボ警部に温室と言われ日光浴室と訂正するシーンが印象的です。かみさんが育てているというアフリカンバイオレットを持ち込むコロンボ警部に対して手をかけてやるにも値しないと言っていた犯人でしたが、つぼみがつくまで育て上げています。このシーンも犯人の花好きを表しているシーンとして印象的です

 

去年起こった事件

去年犯人が届け出を出していた事件が今回の事件を解決する糸口になっていきます。温室に侵入された犯人が土に向かって威嚇射撃をしたという事件です。この時の弾丸を土の中から見つけることによって解決します。他の事件が今回の事件を解決する手がかりになったという事で印象に残っています。

 

ビリヤード

犯人の家に置いてあったビリヤードの台でビリヤードをやらせてもらいながら事件の話をするコロンボ警部。他の作品でもビリヤードをしているのですが、特技だけあってなかなかの腕前です。一打一打やった後に自分のショットにコメントしながら犯人と話しているのですが、なんとなく犯人との会話と対応しているような気がするのは気のせいでしょかね

 

犯人のコロンボ評価

今回の犯人は、最後までコロンボ警部の実力を認めることはありませんでした。

そのためコロンボ警部を「よれよれのレインコートのブ男」「間抜けな刑事」と評していました。なかなかにひどい言われようだったんで印象に残っています。

 

被害者の愛人の勘違い

コロンボ警部に徐々に追い詰められていく犯人。しかし、被害者の愛人がコロンボ警部の話を聞いて犯人は被害者の妻であるという勘違いをしたことによって状況が変わっていきます。犯人に会いに行き推理を話していく愛人。犯人は、その勘違いの筋書きを本物にするため偽装工作を行います皮肉にもこの行動が逮捕の決め手になってしまうのですが・・・

このシーンでは、愛人の推理が途中まであっていたので焦った犯人が口封じをするため(?)に拳銃を取り出すのですが、すぐに勘違いをしていると気付き拳銃をしまう所が印象的です

 

行きつけの店でチリを注文

コロンボ警部が好物であるチリを食べるシーンです。この作品でも出てきます。なんといっても印象的なのは、毎日食べているということがうかがえる店主との会話です。

チリのトッピングについて豆入りか抜きか聞く店主に対して、夕べは入りだったから抜きだ飽きるからと答える台詞が印象的です

 

「第三の弾」

犯人の温室で金属探知機を使い以前の事件の弾丸を発見する警部。去年の事件で使われた拳銃が被害者の妻の家から発見されたという矛盾を突くことによって犯人を逮捕します。今回も見事な逮捕劇で印象に残っています

 

グローバー刑事

終盤でコロンボ警部の指示で証拠品を持ってくるグローバー刑事。ウィルソン刑事よりもコロンボ警部を信頼している古参の刑事という印象を受けました

 

ラストシーン

義理のおじにだまされていたと知り呆然とする被害者の妻。彼女を家まで送らせてもらいますと気遣うコロンボ警部。帰る前に預けていたかみさんのアフリカンバイオレットを思い出し「うちのかみさんおっかなくてねぇ」といって持ち帰るところで物語が終わります。最後の一言がかみさんの話で終わるという所が印象的です。あたしかみさんの話をするコロンボ警部が好きでしてねぇ・・・

 

今回の話では、以前の事件との繋がりを使って解決するという解決方法が印象的です

「死者のメッセージ」では、動機を過去の事件から読み取っていましたね

事件の内容以外にもコロンボ警部の‶大アクション″やウィルソン刑事など印象に残るものが多い作品ですな

 

※写真は、BS-TBSで放送された刑事コロンボ「悪の温室」のワンシーンをカメラで撮影したものです