読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

越後のコロンボ 捜査記録

新潟に住んでいるコロンボファンが刑事コロンボの感想や日常の出来事など幅広く記していくブログ。

刑事コロンボ 「アリバイのダイヤル」 感想

BS-TBS 刑事コロンボ 感想 更新順

f:id:EchigoofColombo:20161123200253j:plain

今回は、BS-TBSで放送された刑事コロンボ「アリバイのダイヤル」の感想を書いていきたいと思いましてねぇ・・・

 

感想※あくまで個人の感想です

犯人のトリックが面白い

まずあたしが思ったのは、犯人の犯行手法が少し変わっていたという事。例えば、アイスクリーム屋に変装して販売車で移動する。その車に積んである氷を凶器として使うといった点です。少し変わっていてメリット・デメリットがある手法でした。コロンボ警部にそのデメリットの部分を突かれていくんですがね・・・

まず、アイスクリーム屋に変装して販売車で移動する。この手法は、スタジアムから自分の姿を隠して移動するという点では理にかなっていました。しかし、その車で外に出てしまえばむしろ目立ってしまうという弱点があります。実際アイスクリームを買いにきた子供に目撃されてしまっていますしね・・・

そんでもって、氷を凶器に使ったという点。氷なら使った後に溶けてしまうため後始末に困らない。これも面白い発想です。現場がプールであったため水かさが増えてしまうんじゃないかって思ったわけです。あいにくその後の足跡を消すのに使った水の方が手がかりになっていたんですがね・・・

 

犯人の追い詰め方

犯人を追い詰める材料が揃わず苦戦するコロンボ警部ですが、犯人を疑い始めるきっかけになった癖と犯人の旅行予約を調べに訪れた旅行会社で聞いた鳩時計の時報、その他の不審点を武器に追い詰めていきます

犯人を疑い始めることになったきっかけが終盤になり始めて明かされます。かみさんとの出来事を交えながら話しています。聞いているラジオの音は、小さくすることはあっても切ることはなかなかない。しかし犯人は、事件の話が殺人という話題に及ぶとラジオの電源を切る。痛いところを突かれると電源を切るという癖を見たときからコロンボ警部は、疑い始めていたようですな

もう一つは、専用ボックスから電話をかけたというアリバイを崩す方法。はじめは、専用ボックスから電話を掛けたんだとしたら入っているはずがない音を探し苦戦していたコロンボ警部。ところが、旅行会社での一件から入ってなければおかしい音に標準を変えます。この方向転換により犯人のアリバイを崩します。この点は、常識的な考え方をひっくり返した視点によって得られたもので「なるほど」と感心しちまいました(笑)

 

印象に残ったシーン※あくまで個人の意見です

フットボールの試合が気になる

今回の面白いシーンの一つ。休日という事でハンモックでラジオを聴きながらくつろいでいたコロンボ警部。事件の一報を受け現場に到着しますが、カーラジオでフットボールの試合の実況を聞いていてなかなか動こうとしません。やっとのことで現場のプールに現れますが、救急隊員が持っていたラジオに耳を傾けつつ状況を聞いていきます

ここでラジオに熱中して仕事が手につかないというのであれば問題なんですが、ラジオを聴きつつ捜査を進めていく警部は、有能だと思いました。あたしは二つ以上の事を同時にこなすのが苦手でねぇ・・・

 

誤解を招く言い回し

現場に先に来ていた部下の刑事に手がかりの捜索を続行するように指示を出し去ろうとするコロンボ警部。どこに行くのか?と尋ねる部下に対してコロンボ警部はフットボール行ってくるよと答え部下を呆然とさせます。前のシーンでラジオを聴くなど散々試合が気になる様子を見せていただけにあんまりにも気になるから見に行ったというようにも取れますが、関係者の聞き込みをするという意味だと思います。誤解を招く言い回しというか冗談めかした言い方といますか・・・それが印象に残ったシーンです

 

人の靴を見ては購入場所と値段を聞いてまわる

現場で水かさの増えたプールに足が浸かってしまった事で靴をダメにしてしまったコロンボ警部。それからというもの、良い靴を履いている人を見つけてはどこで購入したのか?いくらだったのか?という事を聞いてまわる姿が印象的でした。最終的には新品の靴を購入し、事件を解決するころにはすっかり馴染んだようですな

 

被害者の家に仕掛けられた盗聴器

被害者の家で電話対応をしていた秘書が電話を取るたびに変な音がなっていることに気づいたコロンボ警部。盗聴器が仕掛けられている事に気づき、仕掛けた探偵が回収しにくるところを押さえて話を聞いていきます。この際盗聴器だと気付いたきっかけとしてかみさんの話が出てくるのが印象に残ってます

またこの他にも犯人を追い詰めることになるアイスクリーム屋についての話にもかみさんが登場してましてねぇ・・・

 

カフェで再度探偵から話を聞く

捜査に行き詰ったためカフェに事件の関係者である探偵を呼び出し再度話を聞くシーン。この時、コロンボ警部は、テーブルに録音テープを置いてひたすら聞いているんですが、そこには好物のチリとコーヒー(?)もしっかりと置いてあります。チリについては触れられていませんが、それでも刑事コロンボを象徴する小道具のような形で作品に登場しているという点で印象に残っています

 

ラストシーン

ここんところずっとラストシーンの事書いてる気がするんだが・・・まあいいや(笑)今回のラストシーンは、一段と珍しいものであったと思います。決定的な証拠として時計の音を聴かせてみせたコロンボ警部。そのあと、すぐにエンディングに入るのではなくしばらく無言のシーンが続いた後に録音テープがアップになるという演出です

この無言のシーンですが、コロンボ警部と犯人が表情だけで会話のようなものをしてみせるんです。ここは、俳優さんの名演技が光るシーンだという印象を受けました

 

ここには書きませんでしたが、被害者の奥さんに犯人以外の関係者が追い払われてしまうシーンも印象的でしてね・・・前に書いた事件関係者で良い人ほど犯人にだまされてコロンボ警部の敵に回ってしまうって描写かと思ったんですがね・・・あまり奥さんの描写がなかったのではっきりとはわかりませんでしたね

 

この作品では、犯人が犯行に用いた少し変わったトリックとアイデア、それにラストシーンの名演技が印象に残る作品でしたねぇ

 

あたしが物珍しく感じただけで実際は割と普通のトリックだったのかもしれませんがね・・・そういえばコロンボ警部も言ってましたっけ?

 

「わかってみりゃ実になんてことないトリックなんですがねぇ」ってね

 

※写真は、BS-TBSで放送された刑事コロンボ「アリバイのダイヤル」のワンシーンをカメラで撮影したものです