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越後のコロンボ 捜査記録

新潟に住んでいるコロンボファンが刑事コロンボの感想や日常の出来事など幅広く記していくブログ。

刑事コロンボ 「偶像のレクイエム」 感想

BS-TBS 刑事コロンボ 感想 更新順

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今回は、BS-TBSで放送された刑事コロンボ「偶像のレクイエム」を見た感想を書いていきたいと思いましてねぇ・・・

 

この作品も印象に残るシーンがたくさんありましてねぇ・・・

そんなわけで長くなっちまうかもしれませんが、書いていきたいと思います

 

 

感想※あくまで個人の感想です

人違いに偽装した事件

被害者が使っていいた車のタイヤの空気を抜いておくことによって、被害者が恋人と車を交換する状況を作る。そして、被害者が恋人の車に乗っている時に犯行を実行することによって人違いで起こった事件だと偽装する。このような方法を使った作品としては「野望の果て」も人違いに偽装した事件でしてねぇ・・・

犯人を追い詰めるにあたって犯行に撮影所の車が使われていたことやパンクしないタイヤ、つらい時にだけお酒を飲んでしまうという犯人の癖といった細かい観察によって得た手がかりはもちろんですが、今回一番の手掛かりになるのが赤字状態であるのになぜか高い土地に建っている家を売ろうとしないということです。まさかこれが解決の糸口になるとは予想できませんでした

 

印象に残ったシーン※あくまで個人の意見です

スタントカーと間違われるプジョー

プジョーで撮影所まで現れるコロンボ警部。あまりに汚れていたので守衛さんに「このポンコツぶっ壊すシーンに使うんじゃないの?」とスタントカーだと勘違いされてしまいます。警察官の車だと証明するためのステッカーもはがされてしまっていたためバッジをみせてようやく納得してもらえます。守衛さんに買い替えを勧められますが、新車はあるんだがかみさんが使っていると返しています。確か別の作品でもこんな話が出てきていましたねぇ・・・かみさんが買い物用に使っているのはコロンボ警部曰くどうってことない車らしくてね・・・

これまでは、コロンボ警部が刑事だと思われなかったり他の職業だと勘違いされることがありましたが、愛車のプジョーが勘違いされるのは面白いですな

 

かみさん・コロンボ警部が好きな女優

 この事件の犯人は、かみさんとコロンボ警部が大ファンだった女優さんでしてねぇ・・・事件の話を聞きに行くシーンでもかみさんに電話をかけてます

もっともかみさんは、買い物に出ていたようで弟のジョージに声を聞かせてあげています。その時に女優さんに「背はどれくらい?」と言わせてジョージが答える前に「あばよ、これで終わりだ」と切ってしまうシーンも印象的です

また別のシーンでは「あたしにとって彼女の名はまさに青春のシンボルだったんです」とも語っています。そんな彼女が犯人だとわかり逮捕するのは辛い事だったと思います

 

犯人を警察署までプジョーに乗せて連れていく

今回は、スタントカーと間違われるくらいに一段と汚れてしまっている愛車のプジョー。犯人を警察署まで送って行った際にもドアが外側からしか開かないといった不調が見られます。このシーンでは「ここんところ忙しくて洗う暇もなかったんです」という台詞から汚れていた理由が語られています。犯人も車から降りて体をたたいて埃を掃っている所を見ると車内も汚れていたようです

ちなみにプジョーは、このシーン以降少し綺麗になっているように見えるんですがねぇ・・・もしかしたら捜査の合間を縫って洗車したのかもしれませんな

 

犯人がゴシップ記者と公園(?)で話すシーン

このシーンの背景で池の向こう岸にコート姿の人がうろうろしてるのがどうも気になりましてねぇ・・・ひょっとしたらコロンボ警部かもって思わせる演出なのかなぁと勝手に思ってしまいましてね・・・コロンボ警部が現れる短いシーンが途中でありますし。で、やっぱりコロンボ警部じゃないなって思わせておいてこのシーンの最後に本人が現れるという所もなんだか面白いなぁと勝手に思ってました

 

撮影中のスタジオで音を立てて邪魔をしてしまう

女優さんや俳優さんが犯人だとこういうシーンが結構あるような気がします

「ルーサン警部の犯罪」でもドラマのセットで迷ってしまい窓に姿が写ってしまったり機材を倒してしまっていたような気がします

 

撮影所所長に聞き込み

忙しいから移動しながらという事で今回もカートで移動しています刑事コロンボでは、広い敷地で仕事をしている犯人が多いからかもしれません。

パッと出てくるだけでも「死の方程式」と「狂ったシナリオ」と2作品あります。

撮影所って点では、「死の方程式」より「狂ったシナリオ」の方が近いと思います。

この所長何かの用があってスタジオにきたんでしょうにコロンボ警部と話しながらすぐ出て行ってオフィスに移動してしまいます。ちょうど様子を見に来ただけだったんでしょうか?

 

去り際の二人の台詞も面白い掛け合いで印象に残ってましてねぇ・・・

「どうもありがとう。親切にしていただいたと所長に言っておきます」(コロンボ)

「所長は僕だよ」(所長)

「えぇ?そりゃ・・・まさかあなただとは、まだお若いようだし」(コロンボ

「気にしなさんな、君だってとても刑事ってタイプじゃないから」(所長)

 

それにしても所長さんなかなかお洒落なジャケットを着てますなぁ・・・

 

イーディス・ヘッドのオフィスにて

この人本物の衣装デザイナーさんのようですなぁ・・・

このシーンでは、ネクタイが初対面の時から変わっていない事を指摘されて衣装部屋にあったネクタイを締めてもらっています。コロンボ警部は、だいたいにおいて同じネクタイを締めていますが、この場面で「明日結婚記念日なんでネクタイ返してもらえませんかね?うるさいもんで」と語っている事からわかるようにいつも同じネクタイを締めているのは、かみさんからのプレゼントだったからなんですねぇ

新しいネクタイの感想や結婚記念日に新しい服やコートを買うように勧められていますがこのシーンでは、捜査上の会話も同時に勧めているのでコロンボ警部はうわの空です

あたしはこのシーンの「洒落たタイ」は少し派手すぎるような気がするんですがねぇ・・・

 

証拠品を破る

刑事コロンボシリーズでは捜査の証拠品が流出・破損する描写があるというのも印象的です。「死の方程式」では流出とまではいきませんが関係者に勝手に証拠品を見られてしまう場面がありますし、今回の作品でも証拠品を破ってしまうシーンがあります。

今回は、事前に和解した件だから証拠品ではないという主張で破ってしまいます

一般人が警察官の目の前で証拠品に手を加えてしまうシーンは、あたしにとってはなかなかに衝撃的です

 

犯人の使用人

これは、いまいち確証がもてないんですがねぇ・・・犯人の使用人(?)役でちらっと出てくる人の事なんですが、ひょっとすると「黒のエチュード」でも使用人役で出ていた人じゃないですかねぇ・・・コロンボ警部をオーケストラの人と勘違いしていた人でしてね・・・ちょっと自信ないんですがねぇ

 

 

というわけで今回は、印象に残るシーンがたくさんありましてね・・・ついつい書きすぎてしまいました(笑)

 

「偶像のレクイエム」は、過去に起こった別の事件を使って解決したという点では、「悪の温室」と似ているとも言えなくはないのでしょうか?

 

コロンボ警部がこの作品を通して「公用で来た」という旨の発言が多く聞こえたのも印象的でしてね・・・どうもなかなか聞かない台詞のような気がして

 

犯人が女優さんという事で刑事物の撮影シーンを急に話に盛り込むことによって事件の描写のように見せているところ、犯人が女優さんであるという設定をうまく使った演出と数々の名シーンが印象に残った作品でした

 

あたし「偶像のレクイエム」は、ちょっと複雑な構成になっているという印象を受けましてねぇ・・・あたしが特にこんがらがっちまったのが「犯人の標的」です

 

 伏線も多いので情報を入れてからもう一度見返しても楽しめる作品だと思います

  

※写真は、BS-TBSで放送された刑事コロンボ「偶像のレクイエム」のワンシーンをカメラで撮影したものです